夏休み前

高校生の期末試験がそろそろ終わります。夏休みはもうすぐです。期末試験対策に没頭するあまり、いつも夏の講習のお知らせづくりがぎりぎりとなり、生徒保護者の皆様にご迷惑をかけてしまいます。今年もあと2週間で1学期が終わります。

受験生は夏休みをどう勉強するかで、合否に影響してきます。しかし実際は、期末試験後から夏休みが始まるまでが、まず大事ですね。(もう何回か書いてますが。)

わたしの教室では夏休みまでのこの2週間、受験生には苦手教科の復習を徹底します。そうすると夏の講習での勉強が有利に展開します。何事も人より早くやることです。スタートは早ければ、それにこしたことはありせんね。

夏休みまでに自分にテーマを決めること。中3であれば各教科の2年の復習をやっとしまおうとか、社会が苦手なら地理だけでもやり直そうとか。無理をしないテーマを決めて、ひとつひとつがんばっていくことです。夏休み前に自分のテーマをいくつかこなせば自信にもつながります。

夏休みも始まってしまえば、あっと言う間に過ぎるものです。だから夏休みの勉強は早めに始めて、確実な効果を上げたいですね。

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夏休み前

もうすぐ夏休みですが、受験生を抱える親御さんの場合は、そろそろ志望校の情報集めを本格的に始める時期です。夏休みに志望校の施設見学をするこもあるでしょう。

今の時期から、まだ約7~8ヶ月は勉強できます。これから子どもたち本人もやっと本気でやり始めます。するとすごく伸びる場合もある。

今の時点での模擬試験の結果や学校の成績は気にせず、難しいかなと思うような志望校でも見学に行くのがよいでしょう。まだまだ今の時期は目標は高くても大丈夫です。

ただし子どもたち本人は、夏休みからがんばるのではなく、今から夏休みまでにテーマを1~2つ決めてしっかり勉強することです。今から夏休みまでの約2週間、これをなんとなく過ごしてしまうか、きっちり苦手な部分を復習するか…この違いは大きいです。今すぐ始めることです。

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怠けていた場合

いい時もあれば悪い時もある。つまり子だもたちもがんばれる時も、がんばれない時もあります。

期末試験前にやるべきことをやらず、怠けていれば当然いい結果はでません。こういう時には反省をしてもらわなければならない。まず事実の認識をさせます。「単語の練習をさぼってたでしょ」「漢字もやらなかったね」「宿題も出してなのあるよ」など記録に基づいて話をします。済んでしまった細かいことをあまりくどくど言う必要はありませんが、努力がたりなかったところを具体的にわかってもらう必要があります。そして「これからどうすればいいと思う?」と考えさせます。そして目標や約束ごとを決めます。

こういうことは細かくやらないと、「次はがんばれよ。」「はい。反省しています。」と言って話が終わってしまってはだめでしょう。

「宿題のプリントを追加するから、まず2週間だけがんばってみようよ」など、具体的な指示や約束が必要ですね。また指示した内容を保護者の方にも伝え、連絡を取り合って対処するのがいいでしょう。ご家庭でもチェックしていただける効果は高まります。

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強化法

昨日も書きましたが、ほめて相手を育てるということを、心理学用語で「強化法」といいます。わたしの教室でも生徒を何かとほめるように心かげています。ちょっとしたことでほめるのです。天気が悪い日に授業にくれば、「こんな雨の中、よく来たね!」という感じですね。

しかしほめさえすればいいというものではない。ほめたためにかえって「お世辞を言ってるのでは?」「なんかなめられてる感じ」と思う場合もあるからです。ほめ方にも細かい芸が必要なのですね。部下の扱い方などの内容の本には、ほめ方の例やポイントが書いてあり参考になりますが、何よりも「この子をほめて、もっと良くしたい」と心から思うことですね。そうするとその子の長所やがんばった点が自ずと見えてきます。

英会話の教室などでは、レッスン中に「ベリーグット!ベリーグット!」とアメリカ人の先生が盛んに連発します。そうすると調子づいてきて、上達しそうな感じになってきます。ほめる感覚はアメリカ人のほうが身についているのでしょうか。こういうところは真似したいものです。

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指示法

宿題を出すのはもちろんですが、その他にもいろいろと指示することがあります。ある項目を説明していて、まだ理解が不十分かなと感じたとします。そういうときは「今日やったところは復習しておくように」というような指示はだめですね。「テキストのこのページをもう一度読むように」とか「この例文を書き写してくるように」など具体的にださないといけません。そして指示の出しっぱなしにしない。必ず「読んだ?」「書き写した?」と聞く。結果を確認します。

結果を確認したら、「よくやったね」「なかなかキレイに書き写したね」など、どこかを誉める。指示をしたら結果を見て誉める…これを心理学用語で「強化する」といいます。

指示を有効にすることが大事です。宿題だけでは、出されたその範囲まで終わらせればいい、という感覚になり、やっつけ仕事のようになることがあります。つまりじっくり考えれば3~40分かかるはずの問題でも、簡単にやっとしまおうと思えば5~10分程度で終わります。

宿題と指示とをうまく組み合わせていくことができればいいですね。

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主導権は生徒

ものを教える-教わる、という立場では、教える立場が主導権を握っているように思われるかもしれません。しかし実際はそうではありません。どんなに丁寧にやさしく説明しても、なかなか理解してくれない生徒もいます。その場合の原因は、その子の理解力ややる気のレベルなどさまざまです。どんな原因があっても、こちらが説明していることを正しく理解してくれなければ結果が出ません。こうなると、主導権は教わる側の生徒たちが持っていることになります。

学習塾の場では、生徒が主導権をもっているという前提で、いろいろなプランを立てたほうが現実的ですね。そういうように初めから態度を変更してのぞむのがよいですね。教える側も、なかなか理解してくれないと、もちろん心のなかではいらいらしてくるものです。しかし、主導権は相手(生徒)にあると思って向かい合えば、いらいらしません。ひとつの教え方でだめだったときのために、何種類かの別の方法・教材を準備しておくのが当たり前になるからです。

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病床六尺

「俳句の可能性」(光村図書中3)というところが試験範囲でしたから、昨夜、寝る前に書庫から正岡子規を引っ張り出して読んでいました。「 病床六尺、これが我が世界である。」で始まる「病床六尺」です。正岡子規は病気で動けなくなり、寝床から出られなくなります。その中で執筆された随筆です。不治の病で体は動かないものの、旺盛な好奇心で世の中のさまざまなことがつづられています。もちろん写生の俳句もあります。今で言えば、プログのような感覚で書かれています。寝床が自分の全宇宙-と決めた人間の文章は、迫力や凄みがあります。頭は明晰に動いていますね。

家庭教育に関する箇所がありました。長いので要約すると、「 一家団欒というものは、家族が平和を楽しむということだけではなく、家庭の教育もこの際に施される。一家が平和なら、子どもの性質も平和になる。父や母の雑談が有益なら、子どもはそれを聞いてよい感化を受ける。雑談は難しい道徳上の議論をするのではなく、高尚な品性を備えた人の談ならば、無駄話にも必ず高尚なところが現れる、子どもはこれを聞いて高尚な風に感化される。」ということです。

いいですねえ。わたしは高尚な品性は備えてませんが、少しでも近づきたいです。

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自分のレベルでがんばる

都立高校を受ける生徒は、学校の成績が大事。今は学校の成績を上げることに集中しなければいけません。わたしの教室にはさまざまな学力レベルの生徒がきています。当然各生徒の状況に合わせて対策を考えます。

中間レベルの都立校をめざす場合、成績に「2」があれば、今は全力で「2」を消すことに集中するべきです。「3」を「4」にするよりは楽です。それに「2」があると気持ちの面で良くない。そして「3」になれば、それを落とさないようにキープ。「2」だったものはなかなか「4」になりません。次は他の教科で成績があがりそうなものをがんばります。一度にいろいろな勉強は難しいものです。だからポイントを決める。もし成績に「2」が3つあったら、まずそのうち2つを「3」にするようにしましょう。

もし「2」が「3」になったら思いっきり達成感を得てください。そして次にがんばるエネルギーにする。この程度の成績で喜んでいては…なんて思わないこと。自分のレベルでがんばったのだからいいのです。

もっと1~2年で勉強しておけばよかった、とこれからの時期は思うかもしれません。しかし人間は、昨日を生きられません。今を土台に、入試までの期間を精一杯いい感じでがんばりましょう。

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重箱のすみ

「重箱のすみをつつく…」という表現があります。「特に問題にしなくてもいいようなことを取り上げて細かくうるさく言う」という意味で、あまりいい意味では使われません。

わたしは授業においては重箱のすみを大いにつつきますね。ふだんももちろんそうですが、今は試験対策で教室が混んでいます。こういう時に各授業で指導がいき届いているか、しっかり見ておかないといけません。

ものごとは「特に問題にしなくていい」と思っていることでも、油断していると状況が変わり、問題化します。また自分では問題にならないと思っていても、他の人から見ると違うかもしれない。

自分の教室ですから、生徒ひとりとひとりに対してわたしには大きな責任があります。しっかりと結果をださないといけません。ですから特に自分で直接指導しない科目・生徒については、「アレはやった?」「コレも教えた?」「ホントに理解してるの?」「絶対いい点とれるの?」「ホントに大丈夫?」「もし点がとれなかったらどーすんの?」と担当講師にしつこく迫ることになります。指導の進み具合は自分で把握しておかないと絶対ダメなのです。

今日も重箱のすみをつつきます。

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期末試験前後

受験のある公立中3生は、期末試験前でがんばっています。いい成績が残せればいいと思います。

しかし期末が終わって、少しほっとして1~2週間のんびり過ごしてしまう場合が多い。自分が伸びようと思ったら、人と同じことをしていてはいけません。期末が終わったら、のんびりするのは1日だけ。翌日からさっそく勉強に取り組むこと。みんなが夏休みからがんばろうと、考えている時に、自分は夏休みまでにひとがんばりしてしまう。そうすると結果が違ってきます。

中3になって自分はがんばっているつまりなのに、なかなか伸びないなと感じる子がいます。それは周りもがんばっているからです。だからポジションがかわらない。ポジションを上げるためには、周り以上の工夫とがんばりが必要ですね。

期末後から夏休み開始までに、しっかりとした計画で勉強しましょう。特に苦手教科を夏休み開始までに目処をたてておけば楽ですよ。人と違う戦略を持ちましょう。

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